賃貸借契約書の契約期間は、通常 2年間※ となっています。(※物件によっては 1年間とか、3年間の場合もあります。
詳しくは賃貸借契約書をご確認ください。)
契約満了日が近づいてくると、仲介不動産屋から更新についての 『お知らせ』 が届きます。
そのお知らせには、『新しい家賃※』『更新料』『更新事務手数料』 のことが書かれている場合が多いです。
※更新を境にして家賃の値上げが行われる場合も、まれにありますが、通常は今までの家賃の金額が
そのまま据え置きとなるケースが多いような気がします。
敷金返還トラブルが絶えないため、民法が改正されることになりました。
賃貸借契約の更新
更新料とは?
賃貸借契約を更新して、さらにこの部屋に住みたいという場合に、更新料が発生する物件もあります。
更新料が発生する物件かどうかは、賃貸借契約書に明記されていますので、ご確認ください。
更新料はだいたい家賃の 1~2ヵ月分が相場で、このお金は賃貸人(大家)の収入源となっています。
ですが、契約更新時に更新料が発生する物件は、『部屋が借りてもらえない 人気がない』 という
傾向があります。
したがって、最近は更新料 0円 の物件も多くなってきています。
この更新料の制度も、『賃貸不動産の悪しき慣習』 といっても、過言ではありません。
また、全国で消費者保護の観点から、更新料は是か非か?・・・更新料の支払いをめぐる裁判が、起こっています。
裁判の行方を、注意深く見守っていきたいと思っています。
2011.7.15 最高裁にて、『 更新料は有効 』 との 判決が言い渡されました。
更新事務手数料とは?
更新料は賃借人(大家)に支払うものですが、『更新事務手数料』 は仲介不動産屋に払うお金です。
費用は3,000円~5,000円が相場だと思います。
更新書類作成の手間賃 といった意味合いのお金です。